プレイスコート喜多見とは東急不動産が狛江市、喜多見駅近辺に建設した新築マンション。
東急不動産と三菱地所レジデンス、小田急不動産が手を組んだプレイスシリーズの3作目と言えば聞こえはいいでしょう。
東急不動産と言えばBRANZなのですが、聞き慣れないプレイスシリーズは、建築デザインを手掛けグッドデザイン賞受賞経験もある「We+F vision」社のプロジェクト。
物件名 | プレイスコート喜多見 |
地番(所在地) | 東京都狛江市岩戸北2-1229番地9 |
最寄り駅徒歩 | 小田急小田原線 喜多見駅(北口) 徒歩6分 |
売主 | 東急不動産株式会社,三菱地所レジデンス株式会社,小田急不動産株式会社 |
最低価格帯 | 4,898 万円台 |
最高価格帯 | 6,398 万円台 |
坪単価 | 推定約 265 万円 ~ 約 263 万円 |
間取り | 2LDK,3LDK |
専有面積(最小) | 61.12 ㎡ |
専有面積(最大) | 80.41 ㎡ |
用途地域 | 第一種中高層住居専用地域 |
販売開始 | 先着順申込受付中 |
完成(竣工) | 2019年1月上旬予定 |
入居開始 | 2019年2月下旬予定 |
まず重要なこととして、プレイスコート喜多見は狛江市で最寄り駅が喜多見駅ですが、隣が成城学園前駅と、ギリギリ世田谷アドレスではない領域。
要するに成城学園前エリアだと地価も高いし新築マンションなんて今やゼロで、ある種ベッドタウンとして隣の喜多見駅の物件が有望なのです。
※成城学園前だと2017年4月竣工のリベルサ成城が一部まだ売りに出ているぐらいかな。
とは言え、近隣に薬局やニトリ、家電店などがあり、閑静な住宅街でもあるため、生活利便性はかなり高いです。
リセールバリューの観点から言っても成城学園前の代替アドレスとして狛江市は有望であり、駅徒歩6分と言う立地からも、ロケーションにバリューありだと思われます。
なお隣の成城学園前駅のさらに一つ向こうの祖師ヶ谷大蔵駅の新築マンション、ウェリス世田谷砧があり、こちらは駅徒歩14分で坪230万円となっております。
駅徒歩を捨てても世田谷アドレスが良ければこちらの方がおすすめ。
プレイス喜多見シリーズとは
プレイス3部作があり、ほとんど隣と言っていいほど近隣に「プレイスヴィラ喜多見」「プレイスガーデン喜多見」が建設済みです。このプレイスコート喜多見で3作目。
デベロッパーは東急不動産×三菱地所レジデンス×小田急不動産の連名。
プレイスコート喜多見のデザインを手掛けたのは「We+F vision(ウィアンドエフビジョン)」社で、プレイスシリーズ全てを監修。
創業してから36年程と結構長く続いている会社です。
2017年には同じ喜多見の別物件プレイズヴィラ喜多見がグッドデザイン賞を受賞したり、他にも何件かのライオンズマンションやその他のマンションなどを手掛けていたり、
店舗やレジデンスの内装も手掛けるなど、デザイン事務所としての実績はしっかりしています。
プレイスコート喜多見の価格
プレイスコート喜多見の価格は現状、3LDK・70㎡台・4,700万円台で販売されています。
これは坪単価が221万円ほどと少しお買い得な状態です。
この勢いだともう少し値下げもあるんじゃないかなとは思いますが。
プレイスコート喜多見は東京都狛江市岩戸北2ですが、同じエリアの中古マンションでも坪単価は築2年で250万円程。
(ただこれ、同じプレイスシリーズです)
岩戸北2丁目の物件ってほとんど売りに出ていません。
喜多見駅の中古マンション
こちらはすぐ近隣の、同じプレイス喜多見シリーズの物件。
2015年には完売済みですが、既に一部が売りに出ています。結構レアだとは思いますが、値下がりもあまりされていません。
物件名 | プレイスガーデン喜多見 |
坪単価 | 約 253 万円 |
竣工 | 2015 年 |
築年数 | 02 年 |
価格 | 5,380 万円 |
間取り | 3LDK |
専有面積 | 70.25 ㎡ |
喜多見駅の新築マンション
2017年1月竣工と、築1年以上が経過しているため、厳密には新築ではないのですが…
「プレイスヴィラ喜多見」が1戸販売在庫を抱えています。
価格は7,968万円、坪単価282万円とかなり強気。4LDK、専有面積93.11㎡。
プレイスコート喜多見の259万円と比較させて安い方のプレイスコートを選ばせたいのか?と言うぐらいには坪単価に差があります。
なお、他に喜多見駅近辺で新築マンションは特にありません。
喜多見駅周辺がそもそもそんなに土地や建物が売りに出ないエリアでもあります。
プレイスコート喜多見の立地
プレイスコート喜多見は東京都狛江市岩戸北2丁目にあります。小田急線の喜多見駅6分の位置。
前の道路は細い道ですが、車の交通量はほとんどありません。めちゃめちゃ閑静な住宅街と言える立地です。


狛江市岩戸北について
狛江市は多摩川の中流の辺りに位置するエリアで、弥生時代には既に豪族が古墳を形成しており、少なくとも弥生時代から人が住んでいた地である事が明らかになっています。
狛江市の南は多摩川を挟んで神奈川県の川崎市になります。
そんな狛江市の中でもプレイスコート喜多見のある岩戸北2丁目は小田急線沿線にあり、狛江市の中でも最も駅近なエリアにあります。
岩戸北は元々食品工場や酒造などがあったのですが、近年は宅地開発が進んでいるエリアです。
区画整理のされた世田谷屈指の高級住宅街である成城学園前駅周辺と違い、狛江市岩戸北は物件価格もやや手頃で、
成城学園前のベッドタウンの様な位置づけになっています。
喜多見駅について
小田急小田原線で、成城学園前駅と狛江駅との間にあります。
喜多見駅周辺は綺麗に整えられてはいるものの、商業施設は少なく、生活利便性で言えばあまり宜しくはありません。
何か買い物をするなら隣の成城学園前駅か、狛江駅まで出る方がはるかに発展していて便利です。
なお、成城学園前駅までの道のりは、野川を挟んで標高差がありすぎて徒歩で向かうのはかなり険しいため、
電車に乗ってしまった方が絶対に良いです。電動自転車でもきつい坂があります。
そんな喜多見駅ですが、朝の通勤時間帯はまあまあ混み合います。
複々線化したのでかなりマシになった方ですけどね。
プレイスコート喜多見の間取り
最も充実した間取りプランは3LDKです。
プレイスコート喜多見の場合、60~80㎡で3LDKや4LDKにしてしまっているため、
リビングダイニングが12畳程度、浴室もほぼ1418(2LDKプランに至っては1317)と、それぞれ小さくなっています。
狭さが気にならない人は良いと思います。
気になる人はちょっときついかも。
玄関がアルコーブになっている点や、窓側がアウトフレームになっていて広く使えるプランが多いのは評価できるのではないでしょうか。
またプレイスコート喜多見で特筆すべきは「蔵」と言うコンセプトの、床下収納があります。
たまにキッチンの床下にこういった貯蔵用スペースがある物件を見ますが、専有面積が決して広くない物件ならではの工夫であり、生活感を消す事もできるのでとても良いと思います。
例えばワインセラーと言った特別な設備やスペースが必要な用途にも向いてます。
この辺りは奥様と旦那様が揃って物件のモデルルームに実際に出向かれた方がいいですね。
蔵の蓋部分を女性の力で開けやすいか、身長の高い男性でも物を抱えて中に入りやすいか、実際に中の収納はどれぐらいあるのか等は確認したい所です。
2LDK
・E-Irtype 2LDK+WIC 専有面積/61.12㎡
3LDK
・W-Dtype 3LDK+WIC 専有面積/70.96㎡
・E-Atype 3LDK+2WIC+MCL 専有面積/70.96㎡
・E-Gtype 3LDK+N+2WIC+SIC+MCL 専有面積/80.41㎡
・W-Hrtype 3LDK+N+2WIC+MCL 専有面積/82.09㎡
4LDK
・S-Gtype 4LDK+N+WIC+SIC+2MCL 専有面積/85.85㎡
プレイスコート喜多見のメリット、デメリット
狛江市アドレスになる事によってプレイスコート喜多見の価格は周辺よりも抑えられ坪単価200万円前半になると見られており、手を出しやすいと言えるでしょう。
また間取りの各プランが少々詰め込まれた形となっており、
部屋も浴室も狭くてOKなら使用に問題無いでしょう。
狭いのが無理な方はもう少し郊外へ足を伸ばしてより広い物件を見てみた方が良いです。
喜多見駅周辺や物件周辺は利便性が高くも低くも無いです。
どちらかと言えば生活には隣の狛江駅まで出向く事になるでしょう。
反対側の東側の野川から先は行きづらいはずです。成城エリアにかけて非常に急な、東京でも稀にみる傾斜の上り坂が続く為です。電動自転車でもきついレベルです。
ましてやベビーカーを押しながら等もきついレベル。
そう言った意味ではプレイスコート喜多見の生活圏は西側に限られてしまい、少し狭いかも知れません。
プレイスコート喜多見の評判、口コミ
※更新予定
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