日本の新築マンションデベロッパーと、マンションブランドのおすすめを比較しつつランキング形式で紹介します。
※新築分譲マンションブランドはこちら
不動産業界は日本を代表する巨大産業です。
市場規模はおおよそ12兆円ほどとされています。
新築分譲マンションの着工戸数は2017年1~6月期で全国が8,815戸(東京23区7,008戸)、
平均価格は全国3,709万円(東京23区7,159万円)となっています。
参考:みずほ証券調査
日本の新築分譲マンションは大手7社デベロッパーの寡占とも言われています。それら7社を総称して「メジャーセブン」と言います。
「メジャーセブン」とは?
メジャーセブンとは、三井不動産、三菱地所レジデンス、住友不動産、野村不動産、東京建物、大京、東急不動産の7社を指します。
またこの7社が提携し新築分譲マンションを流通し合うネットワークもあって、それもメジャーセブンと言います。
この7社で、全国の供給戸数のシェアが約46%にも達しています。ブランド力があり、不動産に詳しくない人でさえこの中のいくつかは確実に名前を知っている。そんな知名度を誇る7社です。
財閥系マンションデベロッパーおすすめ比較ランキング
まず「ブランド力」で言えば三井、三菱、住友、野村と言った財閥系の不動産デベロッパーの新築分譲マンションに圧倒的に軍配が上がるのではないでしょうか。
それぞれ三井ならパークシリーズ、三菱地所はパークホームズ、住不ならシティハウスシリーズやシティタワーシリーズ、野村ならプラウドシリーズなどが有名。
我が町の駅前に新築マンションの建設予定が立ち、それが財閥系ならそれ相応のブランドに期待が高まり、そして、その仕様も厳しく査定され、強気の価格でも仕方ない、と見られるのが財閥系。
ここでは主な4社とそのマンションブランドを紹介します。
1位:三井不動産

日本最大級の総合不動産サービスを展開するグループ。
新築マンションブランドはパークシティなどの「パーク◯◯」シリーズが有名。
三井不動産グループで展開するサービス
- 三井のすまいモール
- 三井のすまい LOOP
- 三井のリハウス
- 三井不動産レジデンシャルリース
- 三井ホーム
- 三井のリフォーム
- 三井不動産レジデンシャルサービス株式会社
- 三井不動産グループ RESIDENT FIRST
- 三井ショッピングパークららぽーと
- 三井アウトレットパーク
- 三井ガーデンホテル
- 鳥羽国際ホテル
三井不動産の新築マンションブランド「パークシティ」シリーズ他
- パークホームズ
- パークシティ
- パークタワー
- パークマンション
- パークコート
- パークリュクス
- ファインコート
- パークアクシス
2位:三菱地所

三菱地所の新築マンションブランド「ザ・パークハウス」シリーズ
新築マンションのブランドは三菱地所レジデンス社の「ザ・パークハウス」。三井不動産の「パーク◯◯」シリーズと似てる上、社名も「三」から始まるなど若干ややこしい。
3位:住友不動産

住友不動産の新築マンションブランド「シティハウス」シリーズ他
- シティハウス
- シティタワー
- シティテラス
- グランドヒルズ
- ベイサイドタワー
- ザ・グランド ミレーニア
- セントラルレジデンス
- リエトコート
- グランセンス
- ソライエ
- パークスクエア
- ドゥ・トゥール(Duex Tours)
- ガーデンヒルズ
4位:野村不動産

野村不動産は「顧客ロイヤルティランキング」調査(NPS®)でトップ
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が2018年末に実施したマンションディベロッパーの顧客ロイヤルティ(NPS)ランキングで、野村がトップに。
顧客ロイヤルティとは、マンション購入者がデベロッパーに対して愛着とか信頼感とかをどれだけ持っているかを表す言葉。
野村不動産は「住み心地のよさ」、「コミュニティの充実」などで大手デベロッパーのうち、トップを記録。
野村不動産の新築分譲マンションブランド「プラウド」シリーズ
野村不動産と言えばプラウドシリーズ。
野村は新築マンションも戸建てもタワマンも低層マンションも全てプラウドの名前で統一しています。
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1位:東急不動産

東急不動産の新築分譲マンションブランド「Branz」シリーズ
東急電鉄を始め東急ハンズや東急プラザ、東急リバブルなど、広く事業を展開する東急グループの不動産会社。
東急東横線と東急田園都市線の2路線駅近物件は特に高値付けされやすい。
東横線と田都線はほぼ東京の世田谷区~神奈川にかかっています。
- ブランズ
- ブランズシティ
- マジェスタワー
- クオリア(過去。ブランズに統合)
- シーサイドコート(過去。ブランズに統合)
- プレステージ(過去。ブランズに統合)
2位:小田急不動産

小田急不動産の新築マンションブランド「リーフィア」シリーズ
小田急不動産は小田急電鉄と同じ小田急グループの不動産会社。
小田急線沿線を中心にマンションや戸建て等の開発を行っています。
新築分譲マンションシリーズは「リーフィア」。
小田急線沿線の駅近立地は特に価格が高騰しやすく、世田谷区にはリーフィアシリーズが点在しています。
3位:阪急阪神不動産

阪急阪神不動産は大阪を拠店にしつつ全国展開を行う不動産会社。
阪急阪神不動産の新築マンションブランド「ジオ(geo)」シリーズ
阪急阪神不動産の新築分譲マンションブランドは「ジオ」のみ。
4位:近鉄不動産

近鉄不動産の新築マンションブランド「ローレル」シリーズ
首都圏、関西圏、東海圏を中心に展開する近鉄不動産のローレルシリーズ。
- ローレルアイ
- ローレルスクエア
- ローレルコート
- ローレルタワー
- イニシア
- シーンズ
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1位:東京建物

東京建物の新築分譲マンションブランド「Brillia」シリーズ
- ブリリア
- ブリリアシティ
- ブリリアタワー
- ルフォンリブレ
- バウス
2位:モリモト

モリモトはマンションデベロッパーの中でもデザインへのこだわりを押し出しています。
モリモトの新築分譲マンションシリーズ
- ピアース(PIAS)
- ピアース&コード(PIAS&CODE)
- ディアナガーデン(Diana Garden)
- ディアナコート(Diana Court)
- アールブラン(Art Blanc)
- クレセント(Crescent)
3位:オープンハウス

オープンハウスの新築分譲マンションブランド「オープンレジデンシア」シリーズ
4位:旭化成
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戸建て住宅ブランド「へーベルハウス」で有名な旭化成(正確にはグループ会社の旭化成ホームズ)。
その旭化成グループ内で新築分譲マンションを手掛ける旭化成不動産レジデンスは、
2019年7月に町田駅前に延床5200㎡の商業ビルをオープンさせる予定を発表したり、
2016年の熊本地震で被災した熊本市の分譲マンション「上熊本ハイツ」(総戸数100戸)の建て替えを担当したり、
阪急阪神不動産とのJVで「三田駅前Cブロック地区市街地再開発事業」を手掛ける事が決まるなど、様々なプロジェクトを手掛けています。
旭化成の新築分譲マンションブランド「アトラス(ATLAS)」シリーズ
5位:飯田グループ

ighd.co.jp
飯田グループホールディングスは傘下の各企業、戸建てのイメージがとても強いのですが、
傘下のグループ企業では新築マンションを手掛けるデベロッパー事業も行っています。
数はそこまで多くないのですが、立地などは駅近を抑えている事もあります。
立地に対して価格も悪くないため、比較的手の出しやすい物件が多いです。
飯田グループのマンションブランドの中からいくつかをご紹介します。
飯田グループの新築分譲マンションブランドシリーズ
- プレシス(Presis) – 一建設
- センチュリーシリーズ – 飯田産業
- サンクレイドル – アーネストワン
6位:総合地所

知名度こそ財閥系などと比べて正直おとりはするのですが、
なかなかユニークなプロジェクトを単発で次々と発する総合地所。
今の時代、単に立地や価格、ブランド、リセールバリューと言ったものだけでなく、
総合地所の新築マンションブランドは『ルネ』が基幹ですが、他にも『キラリスナ』の様なコンセプト型のものが人も集まるし面白いと思います。
総合地所のいくつかのマンションブランドをご紹介。
総合地所の新築分譲マンションブランドシリーズ
- ルネ
- TOKYO キラリスナ
- TOKYO ALOHA
- プライムパークス
- ドレッセ
- ファインシティ
- The Foresis
- シーフォレスト
7位:新日鉄興和不動産

総合地所の新築分譲マンションブランドシリーズ
- リビオ
- グランリビオ
- リビオレゾン
- リビオシティ
- パークコート
- パークタワー
- アクアブリーズ